皆さん根付を持っていますか?お土産などでいただくことが多いと思います.これを,着物を着るときに使わない理由はないということで,根付のおしゃれについて話してみたいと思います.
江戸時代に爆発的に流行し,袋や印籠等を持ち歩く場合に使用する留め金具のことでした.現在は留め金具としてよりも単独でストラップとして使用することが多いようです.
楽しむ前に,注意すべきことは,コンサートの際は,鈴などがついている根付は控えましょう!
私の根付
例えばこんなもの
(1)三味線のコンサートには...三味線の根付
(2)歌舞伎には歌舞伎の根付・・・鈴がついていないものが売っているといいのにな!
(3)自作のガラス(赤いマーブル模様)の根付・・・・自ら,バーナーであぶって作成しました.
(4)クリスマスにはこんな根付も・・・
根付を帯に差し込むには根付板が必要になります(たぶん千松に売っているかな?).
もちろん,コスパを考えて,紙で作成してもよいですし,皆さん工夫してくださいね.
今回の私の根付コーディネート
着物:大野先生の江戸小紋.少し銀刺繡が入っています.
帯:冬到来の雪遊びのシーン
半襟:サンタさん
帯締め:お花模様
帯揚げ:水玉模様が入っている紫
根付:ガラスのサンタさん
☆プロフィール☆
AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了
修士 (デザイン学)
現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中
札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員
小樽案内人検定 1級
北海道科学大学 非常勤講師
北海道中央調理技術専門学校
北海道医薬専門学校