来週は久々札幌で歌舞伎を観られます.中村勘九郎,七之助兄弟が来ます.
トークショーもあるので歌舞伎自体は短いと思いますが‥
歌舞伎の演目はストーリーの内容で大きく分けると,舞踊が中心の所作事,町人のお話が中心の町人物(町人もの)があります.
今回の演目は,『高尾懺悔』
ストーリーは,高尾という吉原の有名な太夫が四季折々の情景を表しながらしっとりと踊る.高尾はもう亡くなっていて,亡霊です.
静かな踊りを七之助が魅せてくれるでしょう.
2つ目の演目は『太刀盗人』
これは,狂言「長光」に材を取った松羽目物の舞踊劇
所用で田舎から都に来た万兵衛は、帰郷する前に土産を買おうと市にやってくる。すりの九郎兵衛に刀を奪われそうになり、騒ぎになるお話です.すりが勘九郎ですから,とても楽しいお話になるのかもしれません.
定紋や家の柄
さて,歌舞伎の楽しみに着物のコーディネートがありますね.今回は自己満足の小技編?をお伝えします.
(1)定紋とはいえのしるしを意味し,紋付や舞台装置,衣装に入れるものです.中村屋は「隅切り銀杏」ですので,もし銀杏グッズを持っていたら使用するのもよいのかも?
隅切り銀杏ではありませんが,私はこのバッグで行くかも?
(2)家の柄は,中村格子です.弁慶格子なども有名です
好きな帯をするもよし,自慢の訪問着を着用もよし!ぜひぜひ楽しんでください.
☆プロフィール☆
AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了
修士 (デザイン学)
現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中
札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員
小樽案内人検定 1級
北海道科学大学 非常勤講師
北海道中央調理技術専門学校 非常勤講師
北海道医薬専門学校 非常勤講師