上の左図は,着物は焦げ茶色(チョコレート色)です.この場合,色相環の茶色の番号は4~6.つまりオレンジに黒を混ぜた色になります.
右の図で確認してみましょう.今回は4とし,似た配色を作るには赤2~6あたりになるですが,この場合,2赤を帯に用い似た配色のコーディネートを作りました.
半襟:ピンクの刺繍
着物:焦げ茶色の小紋
帯:赤
帯締め:水色(帯締めだけは同系色ではありません)
帯留め:バレンタインデーの日程が近くのため,自作のピンクのハートとビスケット.これは同系色です.
(2)対照的な配色を作るには?
今度は,帯に茶色を用い,着物を対照配色(反対色)にしてみました.茶色の反対色がすぐ思いつかなくても,この図表で青系だと分かりますね.そのため,着物は水色にしました.
こちらは帯締めを帯の反対色,帯留めは同系色です.ちなみに帯締めは(1)と(2)は同じものです.