毎年恒例の夏の浮世展.所蔵作品が多いので毎年いろいろな切り口でたくさんの浮世絵が見られます.
道立近代美術館などと違い人混みはほぼ皆無.堺町通に遊びに来る人はたくさんいてもなかなか浮世絵を見る人は少なくお勧めです.
一緒に出掛けた方に簡単なレクチャーを!(小樽案内人としての仕事も兼務??)
2期に分けて展示されており前期はこれぞ浮世絵という写楽や歌麿の作品.その後展示替えがあり奇想の画家である国芳と最後の浮世絵師と言われている月岡芳年の作品がここぞとばかりに展示されていました.
ちなみにこの建物.2月の重要文化財に指定されているので中もとても素敵です.一緒に行った方は中をじっくり見るのは初めての方ばかりのため,貸金庫や2階も見物しています.
お隣にいるこの方,浴衣からバッグ(もちろん帯,帯締めも)迄この写真で身につけているものはすべて手作り!
今回のコーディネート
着物:小千谷縮
帯:ビタミンカラーのオレンジの夏帯
帯締め:ブルーグレーの3部紐
帯揚げ:シマエナガの刺繍
帯留め:自作 国芳作の有名な浮世絵 《相馬の古内裏》作品の骸骨の一部分です.
惜しくも29日まで.土曜日は夜間開館あるようですよ.
私は毎年3日一度(年間100日)のペースで着物を着ているのですが,今年の7月は2日に一度(20日ほど着ていました)今月は,現在6日間着ています.ちょっとペースが上がったかな.
浴衣なら皆さんもサーッと着られるので短い夏を楽しみましょう!
サーッと着れない方は,一万円以上の浴衣や帯などを購入すると,その浴衣や帯を千松さんが無料で何度でも着つけてくれますよ.
☆プロフィール☆
AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了
修士 (デザイン学)
現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中
札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員
小樽案内人検定 1級
北海道薬科大学 元非常勤講師「医療色彩」北海道科学大学 元非常勤講師「歴史と文化」