私はどちらかというと活字派ですが,評判がとても良い映画を観に行きました.
あらすじは,あちこちでも書かれていますがざっと書きますと,任侠一家に生まれながら,芸に魂を捧げ,後に人間国宝になる喜久雄役を吉沢亮が.喜久雄とお互いに切磋琢磨する歌舞伎一家に生まれた俊介を演じる横浜流星.
とにかく素晴らしかったという一言しかありません.歌舞伎の世界では血筋が無いと後ろ盾がないのと一緒なので,喜久雄は血を欲します.
その映画の脇役の寺島しのぶや三浦貴大を配するとはうーむとうなるばかり.
1年半も踊りなど練習したお二人も素晴らしければ,この本を書くために3年も歌舞伎の黒子を務めた作家吉田修一もすごい!いつも歌舞伎の引き抜きのシーンが目を皿にしても早すぎてどうなっているかわからなかったのですが,今回は舞台裏からの目線だったため,はっきりとわかりスッキリ!
また,1964年~を描いているため,最初の劇場は,昔ながらの枡で区切っている座席の舞台から始まり,その後,現在よく見られる劇場の座席に移り変わります.
当日の私のコーディネート
着物 いろはの文字が入った白鷹お召の単衣
帯 紺色にピンクのお花の刺繡が入っているもの.
帯留:隈取
草履:鼻緒が歌舞伎モチーフ
この後は,小説を読み,amazonのオーディブルでも尾上菊之助さんが朗読をしているので,読むつもりです.
皆さんもぜひ劇場へ~.
☆プロフィール☆
AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了
修士 (デザイン学)
現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中
札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員
小樽案内人検定 1級
北海道科学大学 非常勤講師
北海道中央調理技術専門学校 非常勤講師
北海道医薬専門学校 非常勤講師