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秋の色と柄

今年は暑かったですね.しかし札幌はもう秋の訪れ.最低気温は一桁になりました.雨さえ降らなければ,最高気温も18~20度ぐらいのため,着物のおしゃれには絶好の季節です.

 

 

秋と言えば,いつもの三色を使用するとグッと秋らしくなります.秋のたびに何度か書かせていただいていますが,深い赤深い緑深い黄が王道です.そこに例えば,,ベージュ,を追加しても秋らしくなりますね.

 

9月の秋の単衣の場合

 

(1)ベージュや赤

 

 

 

 

(2)黒,緑,紫

 

 

これらも10月になって秋が深まると,もっとぐっと深い色に変化していきます.

 

柄については,10月になると秋まつりや秋の味覚ということで,「お祭り」「ブドウ」「銀杏」

 

私はこれらの半襟や半幅帯をわりと持っているのでものすごく秋は楽しみ!

 

帯留も,下の図のように,夏では涼しげに見せるための青,黄色,白が主流となり,そこから秋にると深い赤や,黒,紫などにシフトしていきます.

 

 

 

帯揚げは,この時期,ワイン会などもあれば,ワインレッドも秋らしい色なのではないでしょうか?

 

皆さんは着物に適切で過ごしやすい気候の今日この頃.どのようなコーディネートをしたいでしょうか?

 

 

☆プロフィール☆

AFT認定色彩講師 修士 (デザイン学)

小樽案内人検定 1級

 

現在  北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中

 

北海道科学大学 非常勤講師「他者理解と信頼関係」

 

北海道中央調理技術専門学校 「カラーコーディネート」

 

札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんは着物に適切で過ごしやすい気候の今日この頃.どのようなコーディネートをしたいでしょうか?

 

「柿」「栗」「どんぐり」