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「衣にちにちと普段着物」

皆さんは群ようこさんを知っていらっしゃいますか? 小説家,エッセイストなのですが,着物をよく着る方です.

 

試しに画像をググってみると着物姿がたくさん出てきます.

 

 『衣にちにち』という作品は群さんが,日常きている衣服やちょっとお出掛けの時の衣服について書かれているエッセイです.

 

 

高齢になってきたら今まで行っていたブランドの衣服も似合わなくなって購入するものが無くなるといったことが書かれていました.それは確か先日読んだ林真理子さんもエッセイに書かれていました.

 

 

 本当その通りで私は,着物の収納のためにほとんど衣服を断捨離したため,ほとんどちょっとしたお出かけの服がないのです.

 

 

例えば,群さんは,歌舞伎座のこけら落としに大島の袷とすくいの名古屋帯ででかけたそうで,着物率が高かったのでうれしかったそうですが,若いお嬢さんが,紬に銀色の礼装用袋帯をふくら雀に結んでいたのが残念でしたと書かれていました.わからない時はプロに聞いたらいいですよね!千松にお任せください.

 

 

さてさて,それではデパートに行く程度のお出かけレベルは何を着る?ということで,先日私はオペラ魔笛の勉強会に行ってきました.

 

これは札幌大谷大学が主催していてなんと!ワンコイン(500円)の勉強会です.オペラ歌手の針生さんと則竹さんの歌唱も交えての魔笛を楽しむ知識が学べました.今回は第2回目.

 

第1回目はシンデレラの勉強会で私が観た栗山廉さんもその勉強会に来ていたそう.知らなかったのでとても残念でした.

 

3回目は予算の都合でどなたもゲストを呼べないそうですが,12月10日のバレエ白鳥の湖の勉強会です.日本人は白鳥の湖が好きな人が多く,日本人のみでやった最初の白鳥の湖のバレエ公演は1946年(戦後1年)の行われたそうです.皆さんも次回は興味があればぜひ申し込んでみてください.

 

さぁ,出かけようと思ったものの私の普段着は,ほとんど通学用の洋服しかないので,着物で行くことにしました.

今回はオペラの舞台を見るわけではないので,あまりポリシーはなかったのですが,雨も降りそうなことも考慮し,ちょっと気分が上がる着物で.

 

 

着物:紫系の紬

 帯:花織

 帯締め:紫と緑のまるぐけ

帯揚げ:紫と緑に金色のドットが入っているもの

 

まとめ 合言葉は,隙あらば着物!

 

 

最近本当に寒くなりましたが,着物にぴったりの気候.一緒に楽しみましょう!!!!

 

 

☆プロフィール☆

AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了

修士 (デザイン学)

 

 

現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中

    札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員

    小樽案内人検定 1級

 

 

北海道薬科大学 元非常勤講師「医療色彩」北海道科学大学 元非常勤講師「歴史と文化」