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アイヌ文化フェスティバルへ

日本人である私たち.少しはアイヌ文化を知らなくてはいけないということで,文化庁の予算がついているためなんと!無料のアイヌフェスティバルに行ってきました.

 

 

ちなみにアイヌの人々の着物は植物や木綿のものが多く,袖口と裾に模様(アイヌ文様)があるのが特徴です.あいている場所から災いが入ってこないように文様は魔除けを意味しています.

 

上記の写真は今回の展示ではなく,過去の近代美術館の展覧会で撮影可能だった衣装です.

 

 

今回の演目は,ミュージカルから現代風にアレンジされた音楽まで約4時間の構成.

 

まず,第1幕では松浦武四郎の生涯を簡単に描いたミュージカル.その中の疱瘡がはやった時にアイヌ人に予防接種を進めた描写がありました.この絵の描写だなと思いました.

 

この絵画は北海道博物館が収蔵しています.

 

 

 

アイヌの踊りも何曲か披露してもらったのですが,その中の鶴の舞のポーズ!お友達はユーカラ織の帯締めをしています.

この帯をしていたら後ろから来た方にアイヌ文様ですかと聞かれ,違うと思うのですが一目ぼれで買いました!!と回答.気づいてもらえたのでちょっとうれしかったです.

 

 

 

 

千松さんで買ったヘビロテの羽織物.秋色で落ち着きます.

 

今回のコーディネート

着物:雨予報だったので洗える着物.

帯: アイヌ文様に見えるシルバーと黒

帯締め:水色

帯留め:北海道を意識して雪輪

帯揚げ: 北海道を意識してシマエナガの刺繍

半襟:千鳥

 

 

☆まとめ

 いろいろな文化を知ることは日本人としてはとても大切なことだと思いました.ウポポイも落ち着いたらぜひ訪れたいです.

 

 

☆プロフィール☆

AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了

修士 (デザイン学)

現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中

    札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員

    小樽案内人検定 1級

北海道薬科大学 元非常勤講師「医療色彩」北海道科学大学 元非常勤講師「歴史と文化」