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観る人 観られる人

皆さんは着物を着る時一番に何を考えますか?もちろん自分の好きな着物を着るのは一番ですが,シチュエーションによって何に重きが置かれるか違いますよね.

 

 

例えば,よく言われるのが,結婚式に招待された場合は,相手のために美しく装う,相手のための格を重んじて着装するということです.

 

さて,今回のタイトル観る人ですが,私が観劇やコンサートの際の着物に関するちょっとしたこだわりをお伝えします.(ジャニーズなどのコンサートでいかに推しに気づいてもらえるかおしゃれすることと同様に考えてもらって結構です)

 

 

(1)なんと言ってもできれば役者さんなど相手に気づいてもらうのは?

暗い照明の中で暗い色の着物を着てしまうのと当然役者さんには見えづらいです.そのため,私は何にこだわるか?それはとても簡単です!明るい色の着物を着ることです.

 

 

例1:歌舞伎座へ

ということで,開演したら羽織は脱ぎます.(笑)紫色は暗闇には当然沈んで見えてしまいますが,ピンクは明度が高いので暗闇でもはっきり見えます.

 

 

例2:平成中村座へ

この紫の羽織をまたまた脱いで.公演観覧時はクリーム色の着物になります.

 

 

実際気づいてもらえているかはわかりませんが(笑) 普通に考えて暗い時は犬の散歩であろうと明るい色で出かけないと車から目立たないなどあるので,あながち間違っていないと思います.

 

 

 

まとめ

 

もし皆さんの観覧時の推しコーデがあれば,ぜひお知らせください.

 

私の場合,次回の観覧時は白かな?(笑)明度が最も高く最強のはず.

 

 

☆プロフィール☆

AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了

修士 (デザイン学)

 

 

現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中

    札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員

    小樽案内人検定 1級

 

 

北海道薬科大学 元非常勤講師「医療色彩」北海道科学大学 元非常勤講師「歴史と文化」