もうお雛様という季節でもありませんが,来年もあるのでお知らせしておきますね.
札幌資料館という札幌軟石でできた素敵な建物でほぼ毎年行われる札幌在住の作家さんのひな人形展
着物の端切れを縫い合わせたお人形を教えている先生,生徒さん,押し絵の先生などなど大量のひな人形が並びます.
来年2024年は,2月27日から3月3日.ご興味のある方はぜひ!その前に自分で作りたい方は,千松で講習でもあればいいですね~.(笑)
次は小樽へ 何年か前に小樽で好評を博した小樽雛巡り.
今年は一部の場所で展示がありました.その中でひっそりとしかし知る人ぞ知る江戸時代のお雛様
冠の細工も見事ですが,衣もものすごく素敵.後姿もなかなか味があります.こちらの場所は鑑賞無料です.
毎年,小樽に住んでいる方からお借りして展示しているそう.
ヒントは窓にあり.正解は小樽文学館です.
小林多喜二や伊藤正の切り絵が見えませんか?
文学館自体は入館料がいるのですが,展示スペースは無料です.
あと魅力的なのは,小樽運河博物館です.博物館の商店街という通常のスペースに所狭しとお雛様が展示されています.
個人的にはこの雀のひな人形がツボ.普通の舌切り雀の人形でしょうが,有名な国芳の浮世絵をほうふつさせます.
準備は大変でしょうが,来年もあるといいな.小樽のひな祭り!
☆プロフィール☆
AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了
修士 (デザイン学)
現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中
札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員
小樽案内人検定 1級
北海道薬科大学 元非常勤講師「医療色彩」北海道科学大学 元非常勤講師「歴史と文化」