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VR能鑑賞「攻殻機動隊」

先日,VR能鑑賞に出かけました.VRというのはヴァーチャルリアリティの世界ですから,ヘッドマウントディスプレイをつけて疑似体験をするというもの.

 

今回は,ヘッドマウントディスプレイなしに不思議な世界を体験しました.

 

 

攻殻機動隊の漫画を見てから出かけようと思いましたが,いろいろバージョンがあって一部読んだのですが,ちょっとまだ入り込むには難しかったかも.私たち(お友達と計4名で行きました)は実質前から2列目だったのですが,1列目はなんとなく攻殻機動隊のファン層だったような気がします.

 

 

もちろん演者は観世流の面々.雪がひどくアフタートークには急ぎ東京へ戻らなくてはいけない演者の方は登壇されませんでした.

 

 

主要人物である草薙素子ですが,鏡を使っているため草薙自身が増えます.

 

 

今回のお出かけコーディネートのポイントですが,帯は,ちょっと奮発しました.そしてブルーグレー色の辻が花.

 

半襟は刺繍で少し優美な雰囲気にしました.

 

帯締めはお花ぷっくりの手組の三部紐.帯留めはお友達からプレゼントされたお花の形の帯留めでした.

 

帯揚げは新年にふさわしくピンクの宝尽くしです.

 

 

後ろ姿は組みひもでできた髪飾り.今回の着物の配色が帯を除きブルーとピンクだったため,かんざしはピンクとブルーが入っているトンボ玉がついているものを選びました.

 

見始めたときは,能のみで表現したほうがよいのでは??と思ったりしたのですが,次第に引き込まれVRの世界を堪能しました.惜しむらくはもう少しストーリーが分かりやすいものだとより楽しめたと思います.でも,素晴らしかったです.

 

☆プロフィール☆

AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了

修士 (デザイン学)

 

 

現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中

    札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員

    小樽案内人検定 1級

 

 

北海道薬科大学 元非常勤講師「医療色彩」北海道科学大学 元非常勤講師「歴史と文化」