着物を好きな方は日本画が好きな方も多いようです.日本画と言ってもいろいろな時代の作家さんがいて広いのですが,あまり時代にこだわらないでうーんと広く日本人の作家さんとしてしまいます.(笑)
(1)俵屋宗達
例えば,俵屋宗達の風神雷神図,俵屋宗達は見返り美人を描いた浮世絵の祖と言われている人ですが,版画でなくはじめは肉筆画の一点ものでした.
この帯は風神雷神図.お太鼓には風神雷神がきちんといます.帯留めも風神にしています.
(2)神坂雪佳
この作家の柔らかい線の犬の図柄を見たことのある人は多いですよね.2022年10月29日(土) – 12月18日(日)から東京の汐留パナソニック美術館で神坂雪佳展あるそうです.なかなかいけないですが,行きたいですね~.
(3)伊藤若冲
京都の錦小路市場の裕福な青物問屋に生まれた若冲.ニワトリの絵がもっとも有名ですが,それ以外にも彼が興味を持った植物,動物,野菜などの作品があります.
比較的最近発見されたこの帯の鯨の絵は背びれらしきものがあり,若冲は鯨を見たことがなかったと言われています.私たちでもテレビや図鑑など物を見たことがある人は少ないですから仕方ないですね.
ただ今,偶然ですが.これらの帯のいくつかを(~19日まで)店内で見ることができます.もし,一目見たい方はぜひお立ち寄りください.私は伺ったのに鯨に気が付かなかった.残念!
ちなみに今回紹介したかった本たちです.
若冲は生涯独身と言われていますが,この写真のほぼ中央にある『若冲』は,若冲が結婚していた前提のお話になっていました.この中の2編しか読んでいませんがけっこうおもしろいかも.ご興味のある方は是非是非お読みください.著者 澤田瞳子です.
まとめ:秋は食欲も出ますが,着物仲間の皆様にはぜひ芸術の秋を堪能していただきたいです.もちろん着物を着てね!
☆プロフィール☆
AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了
修士 (デザイン学)
現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中
札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員
小樽案内人検定 1級
北海道薬科大学 元非常勤講師「医療色彩」北海道科学大学 元非常勤講師「歴史と文化」