さてさて,国宝の人気はまだまだ冷めやらず,3回も4回も鑑賞する人は.3宝,4宝と言っていますね.映画ではなかなか一瞬で着物の柄などがじっくり見れないので,文庫本から着物について書かれている文章を少し追ってみますね.
朝日新聞社出版 朝日文庫より参照
ちなみに文庫本のカバーは2枚になっています.
2枚目をめくると…
お二人の美しいお姿が・・

P143
二人が身につけている「几帳草花文様」を刺繍で表した振袖は江戸時代武家女性の振袖によく見られた格調ある衣装でありまして,髪は文金高島田に結い上げ・・・
P160
寺島しのぶ演じる幸子のごひいき筋のあいさつの時に着用しているきもの
薄い柿色に梅の花を染めた訪問着に,白刺繍の帯をきりっとしめた・・・
素敵な梅の花の訪問着を見てみたいです.
P177
濃紺のお召一つ紋付に盛装 これは,年始の挨拶の際に,俊介が着用しているようです.
P199
丹波屋の「丸に光琳の根曲がりの松」の家紋の揃いの裃を着て,金屏風のまえで撮影したものでございます.架空の丹波屋の家紋なんですね~.
ちなみに,歌舞伎の襲名披露の口上を私も何度か見ているのですが,まず襲名を認めていただく株式会社松竹に感謝を述べるところから始まります.
P202
薄紫の京友禅姿の春江が・・・
これは,NHKの番組に家族3名で出演したときに春江が着用したのは京友禅なんですね.映画もこの場面はあったようです.
といったように,文章から想像し,いろいろな着物姿を楽しみます.
ちなみに,映画と小説では全く違う物語といってよい?ほど,わき役陣,特に徳次が活躍しますね.ぜひ,小説もお読みいただくと歌舞伎の世界はもちろん,着物の世界の想像力が膨らむことでしょう.機会があればぜひご一緒に国宝談義したいですね.
私の場合は,映画と小説を制覇したので,残すところは,尾上菊五郎氏のaudible!
挑戦できるかな.
☆プロフィール☆
AFT認定色彩講師 札幌市立大学 大学院 製品デザイン専攻 2019修了
修士 (デザイン学)
現在 北海道大学 文学院 博士課程 人間科学専攻 在学中
札幌芸術の森 ボランティア彫刻解説員
小樽案内人検定 1級
北海道科学大学 非常勤講師
北海道中央調理技術専門学校 非常勤講師
北海道医薬専門学校 非常勤講師



